エクササイズで気分アップ!
治療中も無理なく体を動かそう
運動は、体力・筋力・生活の質(QOL)の向上や倦怠感の改善に有効です。がん治療中に関わらず、無理なく体を動かせるエクササイズをご紹介します。
治療中も
適度な運動をしましょう
適度な運動は、筋力を維持したり、
体の代謝を活発にしたり、ストレスを減らしたりします。
治療の種類や状況によって、適切な運動が異なりますので、
ご自身の状態にあわせて体を動かしましょう。
運動する前に、必ずチェック!
一つでも当てはまるときは運動を中止しましょう。
- 体温が38度以上ある
- 息切れ、めまい、動悸がある
- 体のどこかに痛みがある
無理をせず、その日の体調に合わせて行いましょう。
ただし、自分に合った方法や、適切な回数については、必ず医師や看護師、リハビリテーションスタッフに相談の上、行ってください。
運動量の目安
・中等度*の有酸素運動 週150分以上
・筋力トレーニングやストレッチ 週2〜3日(1日おき)
*中等度とは「少しきつい」と感じる程度で、息が切れるくらいの早歩きが目安です。
運動の具体例
・有酸素運動:ウォーキング、軽いジョギング、水泳 など
・筋力トレーニング:腹筋、腕立て伏せ、スクワット など
・ストレッチ:首、肩、腕、股関節 など

筋力を維持するためのエクササイズ
すべての患者さんが対象の筋力を維持するためのエクササイズです。

代謝アップのためのエクササイズ
すべての患者さんが対象の代謝を上げるエクササイズです。

手術後のエクササイズ
手術後の患者さんが対象のリハビリの助けとなるエクササイズです。